下肢短縮

下肢短縮とは、受傷により下肢の一方の長さが短縮し、身体の左右のバランスに問題が生じ、基本的な日常生活の動作に支障が生ずる後遺障害をいいます。

自賠責制度における等級認定においては、「1下肢を5cm以上短縮したもの」は8級5号に、「1下肢を3cm以上短縮したもの」は10級8号に、「1下肢を1cm以上短縮したもの」は13級8号に認定されます。なお、受傷により下肢の一方が長くなった場合についても、短縮の場合と同様に、5cm以上長くなった場合には8級相当に、3cm以上長くなった場合には10級相当に、1cm以上長くなった場合には13級相当に認定されます。

下肢短縮障害については、上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と下腿内果下端の間の長さを測定し、健側の長さと比較して認定する場合もあれば、X線写真を用いる場合もあり、下肢長に疑義がある場合には後者の測定方法が用いられます。

下肢短縮障害においては、画像所見によりその後遺障害の存在は明らかであることが多いため、等級自体が争いになることは多くはありませんが、労働能力喪失率についてはしばしば争いになります。労働能力喪失率の大きさは個別具体的に判断されますが、3cm以上の下肢短縮障害の場合は、通常歩行障害なども生じ、労働能力の喪失は明らかといえる一方、1cmの下肢短縮障害の場合は、労働能力の喪失は認められにくいといえます。

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